教育団体・法人の方へ


JMOOCのミッション

「良質な講義」を「誰も」が「無料」で学べる学習機会を提供することで、様々な分野における知識レベルの共通化・標準化を推進し、個人が意欲的に学ぶことを支援するとともに、個人の知識やスキルを社会的な評価へ繋げていくことを目指します。

mission

JMOOCの活動内容

  • 1講座認定による「質の保証」

    MOOCとして標準要件を満たしているか否かに加え、専門家としての知識・経験に基づき講座の審査を行っています。

    審査により認定された講座をJMOOC認定講座とし、講座提供機関や講座の内容によって下記の3つの種類で分類しています。

    コース認定委員会メンバー

    コース認定委員会メンバー
    JMOOC認定コース

    <カテゴリー分類>

    • カテゴリーⅠ

      大学が提供する大学通常講義相当の講座

      jmooc_category_one
    • カテゴリーⅡ

      専門学校・高等専門学校が提供する講座、公的研究機関推薦講座、学会推薦講座

      jmooc_category_three
    • カテゴリーⅢ

      大学が提供する特別講義および公開講座相当の講座、企業等が提供する講座等

      jmooc_category_two
  • 2「質の高い」講座を「無料」で提供

    大学レベルの講座を簡単な受講登録のみで学べ、講義動画、テストや課題の採点、修了証発行まで全て無料で提供しています。従来の大学教育にはアクセスできなかった方も含め、10代から80代まで幅広い年代の方々が受講しています。 学習者数など詳細については、JMOOC認定講座数と学習者数をご覧ください。

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  • 3学習支援技術確立へ向けた研究活動

    MOOCは、大規模な学習行動データを蓄積且つ分析することで、新たに得た知見を学習支援技術にフィードバックし、継続的学習を目指す取り組みでもあります。

    JMOOCでは、主体的にそれらを構築・運営し、学習支援技術の確立に向けた研究活動を推進します。

    activity-content-research
  • 4関連省庁との連携・提言

    文部科学省・経済産業省共催で開催されている「理工系人材育成のための産学官円卓会議」においてMOOCを活用した人材育成案を提言するなど、JMOOC提供の「理工系基礎科目講座」を企業や大学にて活用されるよう関係省庁と連携を深めながら進めています。

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  • 5アジア諸国との連携

    MOOCを開始しているアジア諸国との間で、技術・運用面等における情報共有をはじめとし、JMOOCのコンテンツ及びプラットフォームを広く公開することで、必要かつ有効な学習機会を提供していきます。

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JMOOC認定講座数と学習者数について

2023年3月時点でJMOOC認定講座数は617講座、登録者数約139万人、延べ学習者数は163万人を超えました。

学習者は大学卒業生を中心とした継続学習意欲の高い方々が集まっており、近年は10代の若い学習者も増えています。

年齢別、学歴別登録比率グラフ

(日本オープンオンライン教育推進協議会 2022年度 事業報告書より)

講座活用事例

JMOOC講座をご活用頂いている会員組織様の導入/提供事例や利活用による成果の事例をご紹介いたします。

講座活用事例

TAC株式会社
TAC JMOOCプロジェクト プロジェクトリーダー 佐藤征一郎氏
相乗効果が確認できたスクール事業とJMOOC講座

JMOOCでは、高等教育機関の有する専門教育知識のみならず、企業の有する実践・実学的な知識の提供を積極的に推進すると謳っており、2015年4月からはJMOOC講座の提供主体が大学以外にも広がり、企業等の提供する講座が増えている。そのひとつ、 資格スクール事業大手のTAC株式会社も、今では再開講を含め10講座以上を提供している。今回、JMOOCに参加した背景とその効果について話を伺った。

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講座活用事例

東京工科大学
亀田弘之氏 東京工科大学コンピュータサイエンス学部 学部長・教授
独自カリキュラム+MOOCが生み出す新しい学び

他大が提供するMOOC講座を、従来のカリキュラムの反転学習の教材として 部分的に取り入れたのが東京工科大学コンピュータサイエンス学部である。導入の背景には、学生の語学力や学力のバラつきといった課題があった。その1つの解決策としてMOOCの利活用を決めた同学教授の亀田弘之氏に話を伺った。

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配信プラットフォームについて

gacco、OpenLearning,Japan、OUJ MOOCはJMOOC認定、PlatJaMはJMOOCによる配信プラットフォームです。JMOOCは複数の講座配信プラットフォームをまとめるポータルサイトの役割を果たしています。

  • gacco

    国内最大のプラットフォーム!豊富な講座数と導入実績

    ■gaccoについて
    「gacco」はドコモgacco社が提供する国内最大のプラットフォームです。57万人以上の学びの仲間がgaccoを利用しています。(2019年4月末時点)

    ■自己啓発やリカレント教育にも最適
    社員のリカレント教育促進にもgaccoのMOOC講座や学習プラットフォームをご活用いただけます。gaccoは日本語と英語に対応しており、講座提供者様へのサポート体制も充実しております。

    ■シングルサインオン(SSO)等の各種連携も可能
    「gacco」をより効率的にご利用いただくために、SSO連携や各種データ連携等も対応可能です。

    どうぞお気軽にご相談ください。

    gacco担当者
    • 株式会社ドコモgacco
    • ビジネスプロデュース事業部
    • 部長 南 圭(写真中)・中野 皓太(写真左)・水間 晴子(写真右)
  • OpenLearning, Japan

    講座制作設計から運営までフルサポート

    ・教育学習サービス企業である株式会社ネットラーニングが運営するプラットフォーム。

    ・8,650講座の制作実績および5,030万人の受講実績があり、学習設計コンサルティングから撮影・編集・運営までワンストップで提供。

    ・受講者の視点を大切にした学習設計により、これまで開講したJMOOC講座の平均修了率は29.1%(2019年4月末現在)。多言語対応のため、海外の受講者向け配信にも最適。

    OpenLearning,Japan担当者
    • 株式会社ネットラーニング
    • 教育事業部 サービス統括チーム
    • 竹内 ゆい

  • 放送大学運用のプラットフォーム

    OUJ MOOCは放送大学が運営主体となっているプラットフォームです。

    その仕組みはユニークで、登録にSNS(FacebookやGoogle+)アカウントを利用し、Moodleを利用した学習管理機能、教材はeBOOKなど、オープンソースや無料で利用できるサービスを組み合わせる手法(Mash-up)でサービス全体を構成しているのが特徴です。

    この方式のよいところは、状況によって様々な機能を自由に組み込めることができ、ニーズの広がりに柔軟に対応できます。

    運用協力:NPO法人 CCC-TIES
     
     

    OUJ MOOC担当者
    • 放送大学
    • 教養学部・教育支援センター教授
    • 山田恒夫
  • PlatJaM

    JMOOC企画講座を配信

    【一般利用者向け】
    ・講座動画のご視聴、講座資料のダウンロードのみご利用になれます。

    ・2022年4月には、テスト、修了書発行、学習管理機能などを持つMOOCとして再開講する予定です。

    ・受講には、GoogleアカウントによるOpenID認証が必要になります。

    【JMOOC会員企業様向け】
    ・社員研修向け受講管理サービスとして12月15日より開始いたします。

    ・受講管理サービスでは、社員ID等を利用した小テストを実施して、修了証を発行し、受講状況のレポートを企業の研修管理担当者の方へご提供いたします。

    PlatJaM担当者
    • 一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会
    • 理事長
    • 白井克彦