オンライン授業に関する
JMOOCワークショップ

 

 

JMOOCでは2020年度より、オンライン授業がもたらす新しい教育の可能性を考えるためのワークショップをオンラインにて開催しています。
新型コロナウイルス感染症の流行下での教育継続の対策として、多くの教育機関でオンライン授業が導入されましたが、その在り方については多くの方が模索を続けられているかと思います。
ぜひ、多くの皆さんにご参加いただき、今後のオンライン教育を考える上での一助となることを願っております。

こちらのページでは、参加者募集中のワークショップの告知や、過去に開催されたワークショップのアーカイブの公開をしております。

2023年度 第6回 2024年1月20日(土) 14:00-16:00

シリーズ「次世代教育への道をひらく: 高等教育の変容を考える」

マイクロクレデンシャルの普及と展開

 デジタル化による産業構造や技術の急速な進展を背景に、特定の分野を学び、その学修成果を証明するマイクロクレデンシャルが注目を集め、世界各国で取り組みが急速に進んでいます。これによって、大きなコストを要する学位という形式から解放されて「学習内容をより詳細な単位に分け個別に認証する方法」が実現します。JMOOC講座でもすでにオープンバッジなどの電子証明書が付与されるようになりました。これまで当たり前とされていた一つの大学で学んで卒業する考え方から、場所を問わず多様な機関で学び続ける教育モデルが実現しつつあるのです。

https://www.jmooc.jp/workshop20240120/

 


登壇者:
児玉 靖司(JMOOC・理事、法政大学経営学部・教授)→講演資料(PDF)
井上 雅裕(慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科・特任教授)→講演資料(PDF)
岡田 祥成(JMOOC・事務局次長)→講演資料(PDF)

ファシリテータ:
重田 勝介(JMOOC・理事、北海道大学 情報基盤センター・教授)

2023年度 第5回 2023年11月4日(土)14:00-16:00

シリーズ「次世代教育への道をひらく: 高等教育の変容を考える」

生成系AIの教育への活用方法

生成系AIを授業で実際どのように教えたらよいのでしょうか。今回は、AIを活用した教育の第一人者である安藤昇氏にご登壇いただき、教育への活用方法を具体的にご提案いただきます。氏は、多くの学校でGIGAスクール導入マネージメントを担っており、現在はプライベートスタジオを持って映像授業のクリエイターとしても活動されています。2023年からはスタディサプリ講師として2025年大学入学共通テスト必履修科目「情報Ⅰ」講座を担当中で、人工知能(ChatGPT)をはじめとして、プログラミング、映像制作、日本初の高校ドローン部を設置しレース開催するなど、最新テクノロジーを活用した教育への貢献が国内外に大きく評価されています。

https://www.jmooc.jp/workshop20231104/


登壇者:
安藤 昇(スタディサプリ情報Ⅰ講師/青山学院中等部情報担当講師)→プロフィールページ →講演資料(PDF)

ファシリテータ:
重田 勝介(JMOOC・理事、北海道大学 情報基盤センター・教授)

2023年度 第4回 2023年10月7日(土)14:00-16:00

シリーズ「次世代教育への道をひらく: 高等教育の変容を考える」

生成AIがもたらす高等教育へのインパクト:大学生の利用実態調査から見えるもの

全国の学部生4千人を対象にした大森不二雄・東北大学教授(高等教育論)らによる調査(2023年5月24日~6月2日)で、「チャットGPTを使ったことがある」学生は全体の32.4%、リポートなどの提出物に使ったことがある学生は14.0%であった。ここで、驚くことに「チャットGPTの回答が正しいか確認し、必要に応じて修正した」と回答した学生が91.8%、「チャットGPTの回答を書き換えたり書き足したりして自分のアイデアを生かした」が85.3%と非常に高かった。生成AIは「学生の言語能力と思考力を鍛えられるツールとしての視点が最重要」と指摘されている大森不二雄教授に高等教育へのインパクトをお話しいただく。

https://www.jmooc.jp/workshop20231007/

 


登壇者:
大森不二雄(東北大学 高度教養教育・学生支援機構・教授)講演資料(PDF)

ファシリテータ:
重田 勝介(JMOOC・理事、北海道大学 情報基盤センター・教授)

2023年度 第3回 2023年9月14日(木)14:00-16:00

シリーズ「次世代教育への道をひらく: 高等教育の変容を考える」

マイクロクレデンシャルがもたらす高等教育へのインパクト

デジタル化による産業構造や技術の急速な進展を背景に、特定の分野を学び、その学修成果を証明するマイクロクレデンシャルが注目を集め、世界各国で取り組みが急速に進んでいる。これまで当たり前とされていた一つの大学で学んで卒業する考え方から、場所を問わず多様な機関で学び続けるモデルが想定されている。これからの展開を予測しながら大学教育のさらなる発展を探る機会としたい。

https://www.jmooc.jp/workshop20230914/


登壇者:
富田 英司(愛媛大学 教育学部/地域レジリエンス学環・准教授)講演資料(PDF)
井上 雅裕(慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科・特任教授)講演資料(PDF)

ファシリテータ:
重田 勝介(JMOOC・理事、北海道大学 情報基盤センター・教授)

2023年度 第2回 2023年6月3日(土)14:00-16:00

シリーズ「次世代教育への道をひらく: 高等教育の変容を考える」

世界の中堅大学はどこに向かっているか? ~私立大学の未来を探る~

私たちは日本の未来を創る教育に貢献できる好位置にいます。なぜなら、JMOOCには教育にかかわる多くの大学・団体・企業が参集しているからです。
私たちの未来は私たちが創るという志をもって、日本の未来を創る次世代教育への道をひらくために、私たちに何ができるかを探究するためのワークショップをシリーズで開催することにしました。

今回は、明治大学学長である大六野耕作氏にご登場いただきます。大六野学長から世界の中堅大学がどこに向かっているかをお伺いし、私立大学の未来を探っていきます。

https://www.jmooc.jp/workshop20230603/

 


講師:大六野耕作(明治大学・学長)
ファシリテータ:重田 勝介(JMOOC・理事、北海道大学情報基盤センター・教授)

 

2023年度 第1回 2023年4月1日(土)14:00-16:30

シリーズ「次世代教育への道をひらく: 高等教育の変容を考える」

大学は社会人のリベラルアーツに貢献できるか? ~大衆教育の社会的機能を探る~

私たちは日本の未来を創る教育に貢献できる好位置にいます。なぜなら、JMOOCには教育にかかわる多くの大学・団体・企業が参集しているからです。私たちの未来は私たちが創るという志をもって、日本の未来を創る次世代教育への道をひらくために、私たちに何ができるかを探究するためのワークショップをシリーズで開催することにしました。

今回は、田中優子氏(法政大学名誉教授・前総長)ならびに土屋恵一郎氏(明治大学名誉教授・前学長)にご登場いただきます。ファシリテーションには齊藤剛氏(PwCあらた有限責任監査法人・パートナー)をお迎えして、民間企業の社会人に求められはじめたリベラルアーツの風に、大衆教育の帆を大学は張ることができるかを話題に取り上げます。

https://www.jmooc.jp/workshop20230401/


講師:田中優子(法政大学・教授・前総長)
講師:土屋恵一郎(明治大学・名誉教授・前学長)
ファシリテータ:齊藤 剛(PwC あらた有限責任監査法人・パートナー)

2022年度第6回 2023年1月25日(水) 15:00-17:00

シリーズ「次世代教育への道をひらく: 高等教育の変容を考える」

オープンエデュケーションは終わったのか? ~MOOCの新たな役割を探る~

私たちは日本の未来を創る教育に貢献できる好位置にいます。
なぜなら、JMOOCには教育にかかわる多くの大学・団体・企業が参集しているからです。
私たちの未来は私たちが創るという志をもって、日本の未来を創る次世代教育への道をひらくために、私たちに何ができるかを探究するためのワークショップをシリーズで開催することにしました。

今回は、飯吉透(京都大学学術情報メディアセンター)教授にご登場いただき、オープンエデュケーションの現状から見通す高等教育とMOOC (Massive Open Online Courses)の新たな役割を探っていきましょう。

https://www.jmooc.jp/workshop20230125/


講師:飯吉 透(京都大学学術情報メディアセンター・教授)
ファシリテータ:重田 勝介(JMOOC・理事、北海道大学情報基盤センター・准教授)

2022年度第5回 2022年11月27日(日) 15:00-17:00

シリーズ「次世代教育への道をひらく: 高等教育の変容を考える」

ICT支援員からみたGIGAスクールの現実と学校教育の変容の兆し

GIGAスクールが学校教育に与えた衝撃は、初中等の教育現場と学校教育そのものにどんな影響をもたらしているのか。学校教育の現場を第三者の目で捉えているICT支援員の立場から、そのリアルな現状をお伺いし、学校教育の変容の兆しを明らかにし、今後の展望を議論したい。

https://www.jmooc.jp/workshop20221127/


講演:五十嵐晶子(合同会社かんがえる・代表CEO)
指定討論者:炭村紀子(タディスマイル・代表)

2022年度第4回 2022年10月24日(月) 15:00-17:00

シリーズ「次世代教育への道をひらく: 高等教育の変容を考える」

デジタル・シティズンシップ教育の現状から見通す高等教育と生涯教育の今後

私たちは日本の未来を創る教育に貢献できる好位置にいます。
なぜなら、JMOOCには教育にかかわる多くの大学・団体・企業が参集しているからです。
私たちの未来は私たちが創るという志をもって、日本の未来を創る次世代教育への道をひらくために、私たちに何ができるかを探究するためのワークショップをシリーズで開催することにしました。
今回は、豊福晋平(国際大学GLOCOM准教授)にご登場いただき、デジタル・シティズンシップ教育の現状から見通す高等教育と生涯教育の今後を話し合いましょう。

https://www.jmooc.jp/workshop20221024/


講師:豊福晋平(国際大学GLOCOM准教授)