オンライン授業に関する
JMOOCワークショップ

2022年度第3回 2022年8月29日(月) 15:00-17:00

大学教育をリフレクションする:アウトカムと評価

教育実践者としての私たちは、教育の実践から「学ぶ」ことができているでしょうか。
「学ぶ」ためにはリフレクションが欠かせません。効果的なリフレクションは、焦点を絞って観察すること、その変化を見つけ意味を解釈する必要があります。
そこで今回は、教育のアウトカムに焦点を当て、どう評価するかという問題を議論します。

https://www.jmooc.jp/workshop2020-3/


講師:松居 辰則(早稲田大学人間科学学術院教授、学習分析学会理事長)

2022年度第2回 2022年7月24日(日) 15:00-17:00

SDGsのオープン教育リソースを組み込んでキャリア教育の授業をつくる

キャリア教育のなかにSDGsを統合する講座を構築するワークショップです。
SDGsは魅力的なテーマですが、単一テーマの講座として構築できる機会はあまりありません。すでに私たち教員が担当している講座のなかでSDGsを生かすことができればより魅力的な教育にできるでしょう。そんな試みをキャリア教育の中で実践することを目指すワークショップです。
ここで利用するSDGs素材は、JMOOCオンライン・リベラルアーツWGが日本ESD学会と連携して制作したSDGs講座のオープン教育リソースを用います。

https://www.jmooc.jp/workshop20220724/


講演1講師:鈴木 賞子(成蹊大学 経営学部)
講演2講師:齊尾 恭子(明治大学 サービス創新研究所)

2022年度第1回 2022年5月14日(土) 15:00-16:30

リフレクションがなければ学習じゃない

リフレクションのないところにはたして学習が起きているといえるのでしょうか?
個人であれ組織であれ学習が自律的に進んでいくさまを思い浮かべると、学習主体は望ましい方向に変容していくであろうことが期待されます。この自律的な変容が望ましい方向に向かっていくためには、定点観測しつつその変化を振り返り続ける必要があります。これはリフレクションの機能です。

このワークショップでは、学習という活動をリフレクションの観点から見直します。今回は、個人と組織のそれぞれの実践について、リフレクションが誘発する学習の効力をご報告いただきます。

https://www.jmooc.jp/workshop20220514/


講演1講師:高松 邦彦(東京工業大学・マネジメント教授)
講演2講師:赤塚 祐哉(早稲田大学本庄高等学院・教諭)

2021年度第5回 2022年3月22日(火)17:30-19:30

中学校技術・家庭科 D情報の技術におけるプログラミングの指導

Society5.0の実現を目指す教育改革として、学校におけるプログラミング教育が注目されています。
中学校では、技術・家庭科技術分野(技術科)においてプログラミング教育が行われています。
しかし、新設されたD(2)「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題の解決」は、これまでの実践事例の蓄積がなく、多くの先生方が授業づくりに困り感をもっています。
そこでJMOOCでは、対応するオンライン講座を開講しました。本ワークショップでは、各講座の担当者により、各講座の内容紹介を行います。

https://www.jmooc.jp/workshop20220322/


講演1講師:森山 潤(兵庫教育教育大学・教授)
講演2講師:森山 潤(兵庫教育大学大学院 教授)、宮川 洋一(岩手大学教育学部 教授)、渡津 光司(東京学芸大学附属国際中等教育学校 教諭)、
川路 智治(茨城大学教育学部 助教)、
尾﨑 誠(厚木市立荻野中学校 総括教諭)、吉田 拓也(東大寺学園中学校・高等学校 教諭)、
三浦 寿史(熊本大学教育学部附属中学校 教諭)、
磯部 征尊(愛知教育大学教育学部 准教授)
講演3講師:上野 耕史(文部科学省 初等中等教育局 視学官)

2021年度第4回 2022年1月31日(月) 18:30-20:00

教育DXをGIGAスクールから学ぶ ~GIGAスクール導入をどのように課題解決してきたか~

コロナ禍のインパクトは教育にどのような変容をもたらしているのでしょうか。
高等教育ではオンライン授業に焦点が当てられますが、初中等教育ではGIGA(Global and Innovation Gateway for All)スクール構想を2年前倒し実施した結果、大学どころではない大規模な変動をもたらしています。
GIGAスクール実施の現場の混乱と工夫、そこから得られる教育DX(Digital Transformation)へのヒントを参加者と話し合うワークショップを企画しました。

https://www.jmooc.jp/workshop20220131/


講演1講師:豊福晋平(国際大学GLOCOM)
講演2講師:平井 聡一郎(情報通信総合研究所)

2021年度第3回 11月13日(土)17:00-18:30

eラーニングアワード2021フォーラム内

JMOOCが提供するAI・データサイエンスMOOC講座の展開と展望

このMOOC講座は、日本を代表するAI専門家及びそれを活用している実務家によるAI・データサイエンス学習の決定版です。AIをビジネスに活かす経営層からマネージャー層、そしてAIを実装する現場層まで学べる充実した内容で、2021年6月30日の開講以来、3ヶ月で1万人の受講者に達しています。今後の教育事業としてのオンライン講座への展開と展望を語り合いましょう。

https://www.jmooc.jp/workshop20211113/


講演1講師:安浦寛人(国立情報学研究所特任教授 )
講演2講師:佐々木基弘((株)ドコモgacco代表取締役社長CEO)

2021年度第2回 2021年9月21日(火)13:30-15:15

海外大学と連携した授業実施とその基礎技術

我が国の大学の海外展開、海外の大学の国内展開など、今や教育は国境を超えるようになってきています。また、このような教育を支援するソフトウェアの幅も広がってきています。しかし、そのノウハウは教員の間で共有されているとは言い難い状態です。
本ワークショップでは、海外大学と連携した教育を行う時のノウハウの共有を目指して企画いたしました。

https://www.jmooc.jp/workshop20210921/


講演1講師:井上 雅裕(慶應義塾大学大学院システムデザイン・ マネジメント研究科・特任教授、日本工学教育協会・理事)
講演2講師:芦沢 真五(東洋大学、前UMAP国際事務局事務次長)
講演3講師:石崎 浩之(芝浦工業大学客員教授、マレーシアオフィス所長、Asia Technological University Network (ATU-Net)モビリティ小委員会チェア)

2020年度 2020年8月29日(土)15:30-17:30

テーマ4.大学の国際化の新展開とリスク管理

IT人材獲得と育成のグローバリズム

我が国におけるIT人材不足は,30年以上前から,経済産業省(当時は通商産業省)や総務省等に指摘され続けてきた大問題でありながら,一度も解消・解決されたことがありません。2019年に経産省が発表した試算では,2030年には約79万人が不足するとされています。新型コロナウィルス感染症拡大の影響により,テレワーク,eラーニング,WEB面接,遠隔診療など,ITのフル活用無しには明るい未来が望めない昨今の状況を鑑みても,人類社会全体のデジタル化の加速を担える優れた人材を獲得し育成することは,より一層の急務と言えます。

https://www.jmooc.jp/workshop2020-13/


趣旨説明:長谷川亘(一般社団法人日本IT団体連盟代表理事・筆頭副会長 )
講演1講師:寺下陽一(京都情報大学院大学 副学長)
講演2講師:吉江修(早稲田大学大学院情報生産システム研究科 教授 )
講演3講師:Ahmed El-Gohary(エジプト日本科学技術大学(E-JUST)学長 )、後藤敏(エジプト日本科学技術大学(E-JUST)副学長)
講演4講師:長 小暮(株式会社エム・ソフト 取締役会長)

2020年度 2020年8月8日(土) 20:00-22:00

テーマ4.大学の国際化の新展開とリスク管理

海外大学のオンライン教育の取り組みとそこから学べる教訓

新型コロナウィルス感染拡大は、高等教育機関においてオンラインによる授業配信を行わざる得ない状況をつくりだしました。オンラインによる授業配信など今回の困難な状況を克服するためにその利用が拡大した教育手段は、コロナ禍が収まった状況下でも教育の質と量を確保するために継続して利用されるであろうことが7月4日の「大学の国際化の新展開とリスク管理」シリーズの第1弾ワークショップ(https://www.jmooc.jp/workshop2020-6/)で日本の事例から確認できました。
 本ワークショップでは、オンラインによる授業配信などがもたらす新たな大学教育・研究活動への貢献の可能性について、アジア・欧州・米国の試みを学ぶ中で議論をしたいと思います。

https://www.jmooc.jp/workshop2020-11/


モデレーター:弦間正彦(早稲田大学国際担当理事)
講師:Dr. Suk-Ying Wong(Professor and Associate Vice President, Chinese University of Hong Kong)、Dr. Frances McCall Rosenbluth( Professor and Former Deputy Provost for Social Sciences, and for Faculty Development and Diversity, Yale University)、Dr. Piet Desmet(Professor and Vice Rector of Education, KU Leuven)

2020年度 2020年7月4日(土) 10:00-12:00

テーマ4.大学の国際化の新展開とリスク管理

ポストコロナ禍時代の大学教育

新型コロナウィルス感染拡大は、高等教育機関においてオンラインによる授業配信を行わざる得ない状況をつくりだしました。困難な状況を克服するために新たな取り組みは継続して行われてきており、今後も新型コロナウィルス感染のリスクに継続して向きあう中で、教育の量と質を確保する努力が必要となっています。
本ワークショップでは、目標に掲げる大学教育を提供するために必要な方策を、ポストコロナ禍時代について議論します。

https://www.jmooc.jp/workshop2020-6/


モデレーター:弦間正彦(早稲田大学国際担当理事)
基調講演1講師 :鈴木典比古(国際教養大学学長)
基調講演2講師:田中愛治(早稲田大学総長)