2021年 新年のご挨拶

お知らせ


新年おめでとうございます。

JMOOCの活動もいよいよ8年目に入ります。「桃栗三年柿八年」といいますが、桃栗は既に実って、いよいよ柿がなる年となったわけです。今年いくつの実をつけてくれるのかわかりませんが、数は多くなくてもつやつやとして、美味しい実をつけてくれると思います。

昨年は新型コロナウイルスの流行で、会員の大学、企業すべてがこれまでになかった大きな経験をされたと思いますが、今年もまだまだ影響は継続します。しかし、悪いことばかりではありません。JMOOCで培われてきたオンライン授業に関する皆様の蓄積は、日本中の多くの大学が新型コロナウイルスのもたらした難局に立ち向かうことに、少なからず良い影響を与えることができたのは確実であるといえます。

今年の活動目標をいくつか挙げると、第一は大学と企業の会員数を増して、JMOOCの活動を一層活性化することです。オンライン講座の利用者は昨年から増大の一途をたどっていますから、この機会を逃さず、JMOOCの貢献度を上げましょう。第二はAI講座やデータ活用講座の制作のような、幅広い学習者に適応する新しい講座の充実です。4月以降順次配信が開始される予定です。第三は、JMOOCとしては新しい内容ですが、社会全体のDX化に向けた対応だけでなく、急速に進もうとしている初等中等を含む教育におけるDX化について、総合的に取り組みを開始します。

今年も、JMOOCの活動へ、積極的な参加、ご支援をお願いします。

JMOOC理事長 白井克彦