2022年 新年のご挨拶

お知らせ


新年おめでとうございます。

長期にわたるコロナ禍の継続は、世界的に多大な影響を与えておりますが
日本の教育においてもこれまでにない変革をもたらし、JMOOCの活動も大きく変化しました。

まず、大学をはじめとして小学校に至るまで、ネットワークを通じた授業の配信が用いられることになりました。昨年はその内容を増やすと同時により洗練されたものがつくられるようになりました。
その配信の方法も、一方向的なオンデマンドだけでなく様々な双方向性の導入、さらには教場とオンラインを組み合せたハイフレックスなどと呼ばれる方法も利用されるようになりました。
社会全体で見ると生涯学習や学び直しの必要性が高まると同時に、リモートワークの機会が多くなったことも影響して、JMOOCの学習者数も急速に増大しました。    

今年の活動目標の第1は、会員数の増加を呼び掛けてJMOOCの活動を活性化させることです。AI講座や教員向け講座の充実及びJMOOC配信プラットフォーム「PlatJaM」の整備が進み始め、大学や企業会員へ提供できる内容が大幅に強化できるようになりました。

第2は、日本の喫緊の課題であるDX化に必要な人材育成のための講座を一層充実させることです。すでにAI、データ解析をはじめIT系科目を多く配信していますが、この内容の充実とより効果的な提供方法を図ることになります。

その他の大きな話題として、デジタルバッジの普及推進があります。
IMSの学習環境の世界標準化の推進には、JMOOCも協力していく考えです。

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

理事長  白井 克彦