一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会（所在:東京都文京区、理事長:白井克彦 (放送学学園理事長)以下、JMOOC）は、3月3日に、タイ・バンコクで行われた国際会議「The 1st Asia-Pacific MOOC Stakeholders Summit」において、韓国MOOC（K-MOOC）およびタイMOOC（Thai-MOOC）と、今後のアジアにおけるMOOC拡大にむけた相互協力に関する覚書（以下「本覚書」）を締結いたしました。
2012年にアメリカにおいて始まったMOOCは、今や全世界に広がり、現在では6000万人近い学習者がいると言われています。また欧米では、すでに社会における本格的な学習環境として着実に認知され、MOOCでの学習修了が大学、大学院などの正規学位として認定されるだけでなく、産業界においても雇用に繋がったりと、通用性の高いスキルとしても認定されています。そしてアジアにおいても各国でMOOCを本格的に運用する国が拡大しており、この3月2日、3日にはバンコクにおいて「The 1st Asia Pacific MOOC Stakeholders Summit」が開催されました。
この度、この国際会議において、今後のアジアにおけるMOOC拡大に相互に協力していくため、且つMOOCを推進するための協力関係構築を目的とし、JMOOCと韓国MOOC（K-MOOC）およびタイMOOC（Thai-MOOC）の3組織間で新たに本覚書を締結いたしました。
今後は、3カ国での連携を出発点とし、広くアジア太平洋地域での連携を拡大すべく活動してまいります。なお、具体的な協力内容については、今後3者間で協議していきます。
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