第10回オンライン授業に関するJMOOC ワークショップ 『応急措置のリモート授業から質の高いオンライン教育へ~学習者中心モデルを目指して~』

お知らせ


当日の講演動画・講演資料を公開しました(8月3日更新)

日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)は「オンライン授業に関するJMOOCワークショップ」と題する一連のワークショップを集中開催しています。カテゴリーは次の4つ:「オンライン授業と新しい大学」「eラーニングの進歩」「初等中等教育のICT化」「大学の国際化の新展開とリスク管理」です。本ワークショップは「オンライン授業と新しい大学」シリーズの第5弾です。

【開催趣旨】
 コロナ禍の影響で、様々なレベルの教育機関で急遽応急措置的にリモート授業が行われました。長期的な計画に則って行われたものではなく、急遽必要に迫られて実施されたものがほとんどであるため、現場の様々な工夫が見られました。今後は、ウィズコロナ、及びポストコロナの時代の教育として、今回の経験を機に、長期的な展望に立って教育体制そのものを見直すことが必要となってきます。それは、コロナ禍以前から議論されてきたことでもありますが、今こそ真剣に考える時期に差し迫ってきているといえます。日本のオンライン教育は欧米の先進国に比べると数年遅れていると言われています。技術大国の日本ですが、大量生産時代の知識伝達型の教育方法が未だ主流です。未来の社会で自己実現を可能とする教育は、学習者の視点に立って設計されなければいけません。
 今回のJMOOCワークショップでは、質の高いオンライン教育を目指すために、教育の質とはどういうことを意味するのか、質の高い教育を妨げる壁は何なのかを考え、日本の教育が世界に取り残されないように何をすればよいのかを、日本在住の外国人教員の視点も交えて考察します。

【日時】2020年8月1日(土曜日)13:30~15:30
【主催】(一社)日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)
【後援】NPO 日本イーラーニングコンソシアム(eLC)/(一社)e-Learning Initiative Japan(eIJ)/(一社)日本IMS協会
【参加方法】オンライン(ライブ)
【参加費】無料
【参加人数】テレビ会議システム上、同時参加者数は500人に限定されます
【申込締切】2020年8月1日(土)12:00

【プログラム】
 総合司会 栗山 健 JMOOC理事・事務局長
 13:20 サイト開場
 13:25 ワークショップ参加にあたっての注意事項
 13:30 開会の挨拶  白井克彦 JMOOC理事長
    <講演動画>
 13:35 「学習者中心モデルに基づくオンライン教育」青木久美子 放送大学教授
    <講演動画>  <講演資料>
 14:00 「カナダの大学での経験と日本の高校での実践」宮下 洋 東京都立昭和高等学校教諭
    <講演動画>  <講演資料>
 14:30  パネルディスカッション
    「外国人教員によるリモート英語授業〜ICTリテラシーの観点から~」(英語:簡易通訳付)
     登壇者:Nathan Curtis Gildart 名古屋国際学院教諭
        José Domingo Cruz 北九州市立大学講師
        David Joseph Juteau 桜美林大学講師
    司会・通訳:青木久美子 放送大学教授
    <講演動画>

 15:20 「JMOOC紹介・今後のワークショップのご案内」栗山 健 JMOOC理事・事務局長
 15:25 閉会の挨拶 栗山 健 JMOOC理事・事務局長
 15:30 サイト閉場

オンライン授業に関するJMOOCワークショップ